TOZの「アリーシャ」に見るアルターの技術とたおやかな表現を堪能!

05.30.2015 · Category レビュー

 あの日、スーパーファミコンで初めて見たリニアモーションバトルシステムの斬新さとキャラクターの動きの可愛さで僕達を魅了したロールプレイングゲーム、初代テイルズ(TOD)。

 今ではバンダイナムコゲームスの看板タイトルの一つにまで成長したこのテイルズシリーズも20周年を迎え、記念作品として製作されたのがこの「テイルズ オブ ゼスティリア」です。

 その発売に先立ちテレビでアニメ「テイルズ オブ ゼスティリア~導師の夜明け~」が放映されたのは記憶に新しいところ。これは主人公スレイが旅立つきっかけとなるアリーシャ・ディフダとの出会いを描いたストーリーでこれからゲームで展開される物語のイントロダクションは、期待を膨らませる内容でした。

 さて、今回紹介するのはアルターさんより発売された「アリーシャ」、先述の物語冒頭に大きなウェイトを占める女性です。ゲーム本編では活躍する機会にはあまり恵まれなかったけれども発売前からそのデザインもあり人気を集めていたキャラクターを、柔らかい表情で立体化したアイテムになっています。早速、細部をチェックしましょう!

アリーシャ
アルター/テイルズ オブ ゼスティリア/2015年3月発売/10,000円(税別)/1/8スケール(全高約210ミリmm)/原型:沼倉としあき/彩色:星名詠美/ご購入はこちら:でじたみん(楽天市場店Yahoo!店

 すっきりした大人しめのポージングで作られたアリーシャは、腰と膝にアクセントが入ることにより穏やかな造形の中に躍動感を盛り込んでつくられています。後ろ手に抱えられた槍と背中にプリントされた模様などとあわせて、バックからのビューも情報量を多く作りこまれ満足感のある後姿になっているのが分かります。

 複雑な形状の頭髪を違和感無く立体に作り上げる技術は素晴らしく、ボリュームとエッジを抑えて作り込まれた感じが好印象です。エメラルドグリーンのアイプリントも申し分ありません。

 衣装の作りこみが凄い! 手を抜くことなく積み重ねられた衣類が作り上げる影と空間表現がとても心地よく、紐やリボンといった細かい部分にもグラデーション塗装を施し立体感を増す手助けをしています。

 髪飾りはパールで塗装され、フチに色がさされている。このちょっとした塗装のポイントがより“らしく”見せてくれます。

 太もものちょっと食い込んだ肉感的な演出はフィギュアに柔らかさと温かみを与えるとともに見どころの一つとなっています。

 腕を中ほどで絞っているベルトは、衣類とその下にある腕のどちらの存在も感じさせる表現が見事。

 背中にタンポ印刷で入れ込まれたエンブレム、ゴールドのポイント塗装、紐先の表現と背中をここまでしっかり作りこむフェチさがこのアイテムをより魅力あるものに見せてくれます。

 膝のプロテクターは肘同様に、透明の素材とゴールド、シルバーの塗装が施され、マテリアルの違いとリッチな造形の武具を表現しています。太ももの上に流れるガーターのようなレギンスを吊るパーツも丁寧に仕上げられています。

 腰ダメのポージングが見せるウエストとヒップのラインはこのフィギュアをより魅力的に仕上げています。

 膝裏の黒いラバー上のパーツとそこに現れているシワの表現は地味ではありながら立体の完成度をより引き上げるポイントとなっています。

 ひし形のベースはあまり大きく作られていないので、ディスプレイ時に幅をあまり取らなさそうなのも良いです。また作品名、キャラ名、エンブレムなどをタンポで入れ込み、一部モールドも加えられていて台座にもしっかりと手が入っているのも拘り箇所でしょう。

 このアイテムもしっかりとした造形を見せてくれたアルターの技術力に感心です。ゲットしてその出来栄えをご堪能くださいませ!

© BANDAI NAMCO Games Inc.

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