ヤマト2199プラモの進化が見える、デスラーの座乗艦デウスーラII世・コアシップを素組みレビュー!

01.15.2014 · Category レビュー

 

 出来の良さ、組み立てやすさ、スケールの統一、そして、ラインナップの充実具合などなど非常に楽しいシリーズとなっている、バンダイの宇宙戦艦ヤマト2199シリーズ。いよいよ、デスラーの座乗艦、デウスーラII世・コアシップが発売となりました。

独立戦闘指揮艦 デウスーラII世・コアシップ

 いわゆるラスボス的な存在といえる、デウスーラII世・コアシップ。総統府に隠されていた本艦の登場シーンは「きたきた~」という感じでしたね。この艦でデスラーは、第二バレラスで接続した外郭ユニットを伴い、ヤマトに挑むことになるわけですね。かつてのデスラー艦を思わせるデザインやカラーリングが、往年のファンには堪りません。

 プラモデルも、これまでのヤマト2199シリーズと同様に、非常に簡単に組み立てることができます。今回も1時間とかからずに組み上がります。円筒を四分割した対照的なデザインであることもあって、いつもは接着剤で貼り付けている突起も、一体成形されており、作業的に難しいところや面倒なところは一切ありません。サイズ的にも25.2cmと大変手頃です。

■いわゆる旧作におけるデスラー艦をリファインしたともいえるデザイン

■艦橋を除くすべての構造物が対象に配置されているのです

■房が連なるようでいて、全体としては後ろにいくほどに太くなるロケットのような楔形となっています

■本来は戦闘向きでないため武装がないのですよね

■他のヤマトメカの例に漏れず、曲線の織りなす秀逸なデザインを堪能できます

■綺麗な対象形の船体は美しいともいえますね。デスラー総統の美的こだわりを感じさせます。なお、今回もガミラスマークのベースが付属します

■真横から。艦橋の曲線的な形状などにも、ほかの無骨なガミラス艦との違いを見て取れます

 ドーム状の艦橋は綺麗なクリアパーツで再現されています。窓の桟が一体になっているので、劇中同様の形状を再現するには塗装する必要があります。ただし、見た目にはシャンデリアみたいに綺麗なので、細かいことにこだわらないのであれば、そのままでも良いのではないでしょうか。

■艦橋は面相筆で塗装しました。はみ出したところは同じく面相筆に、今度はうすめ液を付けて落とすことで塗り分けました

■艦橋の下面もクリアパーツで再現されています

■艦橋以外は塗り分ける箇所がないので、フラットクリア+スミ入れのみ行っています

■これまでのヤマトキット同様、蓋を取り外してディスプレイを固定します

■総統府に隠されていたのと同様に、立たせて飾っても違和感がありません

 ガミラス艦の共通意匠である発光部分は、登場時の色を再現できるクリアグリーンの成形色になっています。戦闘モードのイエローに発光した状態は水転写デカールで再現出来るようになっています。

 船体各部の赤い部分も別パーツになっていて、未塗装でも雰囲気は十分です。今回は、艦橋周りを部分塗装した上で、フラットクリア+スミ入れで仕上げています。毎回お手軽仕上げで済ませていますが、これで十分というのは、パーツ分割の見事さや成形色の色合いがなせる技でしょう。

■船体は芯となる桁材に四方から外装パーツを取りつけていきます

■艦橋のクリアパーツは綺麗な薄紫色です

■発光部分はクリアグリーン。こちらも蛍光色のため鮮やかな色合いになっています

■素組みでもこの状態です。艦橋以外の色分けは完璧です

■綺麗なクリアパーツが好感触です。また、艦橋と発光部の間にある突起は、船体パーツに一体成形されているので、今回は接着剤は不要です

■シャープなディテールで構成された後部ノズル。しっかりとパーツ分割されています

■船体各部の赤い部分も別パーツになっています

空間駆逐戦闘機DDG110ゼードラーII

 今回のおまけキットは、メカコレサイズのゼードラーIIが2機です。ガミラス本星や冥王星前線基地で迎撃のために出撃してきたガミラスの戦闘機ですね。

 SR-71を彷彿とさせる形状ですが、迎撃任務という役割と型式番号からすると、そのベースとなったA-12の派生である試作迎撃機YF-12(機密上A-11と詐称されていました)ベースというところなのでしょう。こういうところは本当マニアックですね。

■おまけのゼードラーIIは2機付属します

■複雑な機体の曲線を見事に再現しています

■小さいながらパネルラインなどのディテールもしっかりと再現されています

■劇中ではどんどんやられていってしまう機体ですが、じっくり見ると格好いいですよね

 このゼードラーIIも、キットとして進化していて、前回のツヴァルケが上下で色分けされていたものの、成形色は一色だったのに対して、機体の上下やコックピット周辺が別パーツ化されていて、ある程度色分けされているのです。未塗装でもかなりそれらしく仕上がります。マーキングは水転写デカールで再現します。

 その他の部分もしっかりとパーツ分割されていて、ディテール再現も完璧です。全長約11cmのメカコレサイズながら、かなりのクオリティといえるでしょう。

■こちらも部分塗装+フラットクリア+スミ入れで仕上げてあります。機体基本色の色分けは完璧ではないのですが、違和感はないですよね

■専用のディスプレイが付属。こちらも差し込み穴を隠せるようになっています

■未塗装素組み状態です。ディスプレイやコックピットが濃いグレーのパーツになっているのでこのままでも安っぽさがありません

■メカコレサイズながら機体を上下分割して別カラーで再現するという懲りよう。プロポーションやディテールも、かなりのものです

 以上、デウスーラII世・コアシップのご紹介でした。他のガミラス艦とは一線を画すデザインなので簡単に組み上がるので、デスラー総統の気分に浸るべくおひとついかがですか?

 とうとうここまで来たかという感のあるデウスーラII世・コアシップのキット化。ですが、1月~2月もドメル艦隊の三段空母が発売されますし、それ以降もガミラス艦セット4などが控えています。しかも、1/500 ヤマト2199封入のチラシによると、6月以降もまだ企画が進行中の様子。まだ先があるのなら、ぜひ外殻ユニット付きの、本当の姿のデウスーラII世も拝んでみたいものです。

■その優美なデザインラインを是非お手にとってご確認ください

1/1000 独立戦闘指揮艦 デウスーラII世・コアシップ
バンダイ/2013年11月発売/3,990円(税込)/1/1000スケール(全長:25.2cm)

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©2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

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