禁断の機体ついに! MG ウイングガンダム プロトゼロ EWをレビュー!

10.22.2013 · Category レビュー

 

 漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』に登場したウイングガンダム プロトゼロが、MGでいよいよ発売! Endless Waltz(以下EW)版として展開しているMGガンダムウイングシリーズの最新作だ。OVA「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」に登場したウイングゼロの前身となる機体で、特徴的な背中や武装をはじめとする基本デザインはTV版のゼロがベースとなっている。危険すぎるとして設計者らによって封印された禁断の機体という来歴はなんとも格好いい。

 キットは、設定通りのプロポーションを再現。MGガンダムW EWシリーズのフォーマットで、内部構造は一部オミットされているが、その分組み立てやすく、ギミックやプロポーションの再現にこだわったものとなっている。いわゆる、出来の良い1/100スケールのウイングガンダム プロトゼロという仕様だ。

 今回は、キット自体が簡単に組み上がったので、さらに、スミ入れを施し、マーキングシールを貼って完成としてみた。作業過程のポイントなどはあとでご紹介するとして、まずは完成状態をご紹介しよう。

劇中のポーズも難なく再現可能!

 全体のプロポーションは申し分なく、力強い印象で格好良い。可動についても、両手でツインバスターライフルを構えることができるほか、肘やひざは二重関節によって十分な可動範囲を誇っている。背中のウイングも、自由自在とまではいかないものの、左右独立して動くほか、展開ギミックについては2枚のユニットが連動して動くようになっていて面白い。位置が決めやすいのもうれしいところだ。また開いた状態も非常に見栄えがする。

■翼、巨大なライフル、すらりとしたスタイルと、まさに主人公メカらしいケレン味のあるデザインを見事に再現

■ウイング付きだがしっかり自立する

■シャープな頭部。今回はスミ入れでさらにメリハリを与えている。カメラやダクト部分はクリアパーツになっているが、今回は付属のホイルシールを貼っている。胸部の円形のドーム部分は内側にホイルシールを貼るようになっている

 細かな可動ギミックでは首が大きく上を向けられるようになっているので、ポーズを取らせるのに一役買ってくれる。肩のマシンキャノンのカバーやビームサーベルのカバーも開閉。さらに、サイドスカートのウイングが展開するようになっていて、見得を切るようなポーズを取らせたときに見栄えを良くしてくれる。設定的には、スタビライザーとして機能するようだ。

 また、専用のディスプレイベースが付属する。翼がありつつもしっかり自立するが、ネオバード形態や飛んでいるシーンが多い機体でもあるので助かる。

■肩のマシンキャノンはカバーが開閉する

■ビームサーベルは肩アーマーに収納されている

■コックピットも再現されている。前方に引き出されるのも設定通り

■首の可動範囲が広くとられており、大きく仰ぎ見ることができる

■大きなツインバスターライフルだが、ポリキャップによって片手でも十分保持できる

■肩が引き出せる用になっているので、ツインバスターライフルの両手持ちも可能だ

■巧みなパーツ分割でパーティングラインもほとんど目立たない。

■きゅっとストイックに引き締まったふくらはぎ。パーツの合いが非常によいので、一見目立たないが、ネオバード変形時にはここがばかっと展開する

■腰のサイドアーマーはウイングが展開する。ネオバードスタビライザーのように機能するもののようだ

■背中のウイングは曲線のユニットと可動部分のメカニカルな無骨さの融合が格好良い

■ウイングは大きく後ろに向けるような可動はできないが、ブースターを挟むユニットが開閉したり、安定翼が可動するなど、意外と表情豊かで、ポーズを決める際に役に立つ

■背中のウイングは連動して開くようになっている

■専用のディスプレイはネオバード形態だけでなく、MS形態でも使用できる

■ツインバスターライフルは2つに分離して左右の腕に持たせることができる

■肩が水平にまで上がるので、左右にツインバスターライフルを向けて回転しながら撃つ印象的な攻撃ポーズの再現も可能

■ウイングのユニットを開いた状態も格好良い

■後ろから見るとマントのようにも見える

優雅にも見えるネオバード形態

 もちろん、ネオバード形態への完全変形する。翼を大きく広げた姿は襲いかかる猛禽のような獰猛さをと同時に、水鳥のような優雅さも感じさせる。変形自体はそれほど複雑ではないのだが、各部がスライドしてより一体感を増すようになっているなど、結構凝った仕様になっている。

■翼幅もあり軽快な印象のネオバード。専用ディスプレイで飾ることができる

■変形を終えた胴体部分。肩カバーが外側にスライドして腕を覆うことでも一体感を増してくれる

■シールドはスライドして一体感を増した形で機首になる

■膝は、腿から膝関節を一度引き出して可動範囲を確保するほか、変形に合わせて膝のエアインテークがスライドする。また、脛周りもふくらはぎ側が開いて内側に足先を収納する仕組みだ

■背中のウイングも、ロック機構が設けられている。ポリキャップの採用で位置も決めやすい

■頭部はシールド側のカバーで隠れるようになっている

■ハンドパーツは、握り手、平手、ライフル保持用、サーベル保持用と左右4種類ずつ用意されている

■ツインバスターライフルは2箇所にジョイントが設けられているのでしっかりと固定できる

■専用ディスプレイにはネオバード形態とMS形態のそれぞれに対応したジョイントが用意されている。また、アクションベースに対応したお馴染みの形状のジョイント(一番右)も付属する

組み立てやすいので頑張ってマーキングを貼ろう

 組み立てに際しては、先ほども述べたように、難しいところやハメ合わせの固いところもないので、ストレス無くスルスルと組み上がる。パーツ数がそれほど多くないというのもあるだろう。このシリーズはVer.Ka相当のマーキングシールが付属するが、組み上がった勢いでマーキングシールも貼ってみた。

 また、今回はスミ入れも行っている。最近はタミヤのスミ入れ塗料やガンダムカラーのスミ入れマーカーなどが発売されているので簡単に作業できる。なお、スミ入れはシールを貼る前に作業しておこう。スミを流すときにシール周辺に流れるとシールの縁にスミが流れてしまう可能性があるからだ。

 マーキングシールは、ピンセットを使うと簡単に貼っていける。貼る数が多いので、あまり神経質にならずに、貼っていくことをオススメする。少しくらいずれていたりしても、数が多いので意外と気にならないものだ。場合によっては少しくらいマーキングを貼るのをさぼっても大丈夫。自分の満足度と相談しながら作業していこう。もちろん、余ったシールも全部使い切るまだ貼るのもアリだ。

■細かいシールが多いのでピンセットは必須といって良い。模型用の先がぴったりと合わさるものを使うと良い。お値段もそれなりだが、シール貼りが格段に早く、また楽しくなる

■ドライデカールについては、貼る際にはマスキングテープなどでしっかり固定してから擦りつけていこう。こちあは数が少ないので、その分丁寧に貼っていこう

■プロトゼロは、顔と肩の黄色い円形パーツだけでもスミ入れすると見違えるので是非!

■同スケールのヒイロも付属

 エピオンに続いての漫画版からのリリースとなるこのプロトゼロ。そのスペックも魅力的だが、エピオンと対になる機体でもあるなど非常に印象的な機体だ。シンプルに、TV版のウイングゼロをカトキハジメがリファインしたと捉えて差し支えない。そう思うと見え方も変わってくるのでは?

 ガンプラとしても、ギミックや組み立てやすさなど見所が多いので、ぜひ週末などにでもサクサクっと組み立ててみて欲しい。また、マーキングシールを貼ればさらに格好良くなること請け合いだ。素組み→遊ぶ→スミ入れ→さらに遊ぶ→マーキングシールを貼る→もっと遊ぶなど、段階的に楽しんでも良いと思うぞ!

■実際に手にしてみると想像以上に格好良いプロトゼロ

■全部のマーキングを貼るのにはコツもいるけれど、パーツ数も控えめで基本的には組み立てやすいので初心者にもお勧め!

MG ウイングガンダム プロトゼロ EW
バンダイ/2013年10月26日発売/5,040円/1/100スケール(全高:約17cm)/購入はこちら:ホビーサーチ

©創通・サンライズ

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