ウェーブ製マットジャイロの出来を素組み状態でチェック!

08.06.2013 · Category レビュー

 

 いよいよ今月8月に発売となるウェーブのマットジャイロ。首を長くして待っていた人もいると思う。今回は素組みしてみたので、全体のプロポーションや完成写真では分かり難い細部の仕上がりをご覧いただきたい。

 以前発売された「マットアロー1号」(「マットジャイロ」にあわせて8月に再販されるので、買い逃している人は予約を忘れずに!)と同様に、ウェーブの「ウルトラ」シリーズは撮影に使用された撮影用モデルの再現を目指している。こうしたモデルは撮影の都合で、大きさの違うものが複数用意されたり、修理・改修が行われるのが常だ。そのため、細部が異なることも少なくない。そんな劇中での細かなディテールの違いを、このキットではパーツの選択で再現できるようになっている。なみなみならぬ作り手のこだわりを感じさせるポイントだ。

 もちろん、基本となるプロポーションも忘れていない。劇中で見せてくれた、トノサマガエルのような機首の形状や非常に特徴的なティルトローターといった、マットジャイロの魅力的なデザインを見事に再現している。そして、そのティルトローターはもちろん角度の変更が可能だ。さらに、後部ハッチも開閉するギミック付きで、貨物室もしっかりと再現されている。

 組み立てに際しても、なんら難しいところはなく、非常に組み立てやすい。ボディなどはスライド金型により、上面や側面のディテールを再現したボックス型の構造になっているなど、分割線が極力目立たないように配慮されているのだ。

■どこか愛嬌のある非常に大きなティルトローターが印象的だ

■子供向けの華美な機体が多いウルトラメカにおいて、実在する航空機的な要素の多い玄人好みのデザイン

■劇中ではあまり見ることのない上方向面から。今回はそのままにしてあるが、上面中央にスリットが開いているバージョンもあり(メーカーの塗装見本では開口している)、裏からカッターなどでモールドをなぞることで簡単に開口できるようになっている

■ボディやウイングローターなどといった各パーツの構成がよくわかる

■コックピット周辺のシャープな造形と機体全体の柔らかな曲線との対比が見事

■プロペラが3つ並ぶ特殊なシルエットが面白い

■グレー一色なので、ボディのきれいな曲線がよくわかる

■大き目のキャノピーはきれいなクリアパーツが採用されていて透明度も高い

■キャノピーは内側からコンソールパネルで固定する。フレームなどを先に塗装しておいてから組み込む形になる

■MAT隊員2名が付属。深めのディテールで塗装はしやすそう。コックピット後部のパネルは選択式で2種類から選べる

■ティルトローターの回転ギミックにはポリキャップを使用する

■ポリキャップなので緩みもなくしっかりと固定できる。軸はプラスチックの棒なので強度面が気になる人は、金属線に置き換えてもよさそうだ

■ローターの外側には翼端灯が再現されている(左)。ディテールをそぎ落として、用意されているクリアパーツに置き換えることもできる(右)

■後部ハッチは開閉可能。貨物室は内壁なども再現されている

■ハッチ上部中央の四角いパーツを上に動かすとハッチが開く仕組みになっている。この四角い排気口のようなパーツは、厚みのことなる2種類から選択できる。また、その左右のスイッチのようなパーツも、有り無しの選択式となっていて、撮影モデルのバリエーション違いを再現できるようになっている

■航空機のファンとしては、こういういかにもな機能的デザインがそそる

■機体下面は比較的シンプル。後輪の表現も撮影モデル準拠だ

■左右に設置された銃口もまた撮影モデル準拠でやや外側を向いている。撮影時に景気見栄え良く火花が散るようになっているわけだ。スケールモデルから実物の構造を知ったりするように、撮影モデルの都合を垣間見ることができるのが面白い

 出来については申し分ないといえるウェーブのマットジャイロ。じっくりと表面処理を行い、きれいな銀塗装で決めたいところ。複数そろえてのバリエーション再現など、多目的に利用された機体だけに様々なシーン再現も楽しそうだ。

■気になるパッケージはこちら!

「帰ってきたウルトラマン」
マットジャイロ
ウェーブ/2013年8月下旬発売/4,725円(税込)/1/72スケール(全長:約18cm)/購入はこちら:Amazon.co.jpでじたみんホビーサーチ

©円谷プロ
※掲載した写真は開発中のものです

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