本物のダンボール製!ダンボーを組み立ててみた

12.26.2012 · Category レビュー

 海洋堂から『よつばと!』の一風変わったフィギュアアイテムが発売となりました。それが「ダンボー工作キット」です。

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 ダンボーといえば作品中でみうらちゃんが夏休みの工作として作ったダンボール箱製の着ぐるみです。よつばが本物のロボットだと信じて、みうらちゃんがこれに応えて“中の人”として演じてしまったがために引っ込みがつかなくなる、という微笑ましいエピソード、そしてシンプルにして愛らしい外観に人気が爆発しました。

 これまでにも同じ海洋堂から「リボルテック」として、そしてコトブキヤのプラモデルなどいろいろな形態で“フィギュア”化されてきましたが、今回はなんと原点に返って本物の「ダンボール」を使用した組み立てキットとして登場しました。

 サンプルが届きましたので編集部でさっそく組み立ててみたいと思います。用意するものはカッターナイフと木工用ボンドですが、今回は記事製作上の都合(時間優先)で木工用ボンドの代わりに両面テープを使用しました(最終的な強度のことを考えると、やはり乾燥すると無類の強度を発揮する木工用ボンドの使用がオススメです)。

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 パッケージの大きさはこれくらい。厚さは2cm程度なので、多少かさばりはするものの非常に軽いです。

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 箱を開けるとダンボール板が数枚と組み立て説明書、そして小袋に入ったプラスチックネジとシールが出てきます。

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 ダンボール板にはあらかじめパーツの形状がくり抜かれていますが、番号などは直接振られていませんので、説明図をよく確認して必要なパーツから順に切り離していくとよいでしょう。実をいうとカッターナイフはこのパーツの切り抜きには必ずしも必要ありません。手でパリパリと切り取っていけますので、お子様でも安心かと思います。

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 こちらが説明書です。組み立てにはいくつか注意点があります。「パーツのナンバー」「接着箇所」そして「組み立てる順番」です。


 このダンボーはロボットのプラモデルでいうところの「インナーフレーム」に相当する構造を有しています(ダンボーのくせに、なんて精巧な!)。腕や脚の接続にプラスチックネジを使用しますが、しっかりと接着しておかないと形状が保てない反面、インナーフレームとアウターフレームがぴったりと合うためにはある程度の組み立ての正確さが必要になります。1つ1つ確かめながら組み立てていきましょう。

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 インナーとアウター(ここでは便宜上そう呼ばせていただきます)は、説明書では区別されていません。それぞれ独立しているので、まずはこれらを一気に組んでしまいます。各部の接続は最後です。ちなみに中の人であるところのみうらちゃんはキットには入っていません!

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 すべてのパーツにではありませんが、穴が開けられるようになっているものも多いです。説明書では特に明記されていませんが、接着前にすべて開けておいた方がいいと思います。

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 パーツの組み立てが終わったら、接続に入ります。インナーにはプラスチックネジのはめ込みを行うために大きく側面に穴が開けられています。その隙間に指を突っ込み、逆の方のネジ頭を空回りしないように押さえながら回していきます。この時、ギチギチに固く締める必要はありません。かなりアバウトでも大丈夫。

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 作業を見つめるよつば(別売りの「でっかいよつば ソフビフィギュア」。紹介ページはこちら)。ほのぼのとした光景です。

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 よつばにダンボーの頭部を被せてみました。縮尺を考えると、ダンボール箱としては相当デカい部類に入るのかも……。

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 組み立て上のハイライトの1つが、肩口の関節部分です。この肩口のパーツは若干折り方が複雑なのと、パーツにつけられた折り目が見えにくいので説明書でよく完成イメージを確認して製作してください。なお、予備のパーツが1組付属しているので、もし失敗しても安心です。

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 肩と腕の接続は片方につき計4ヶ所ネジ留めが必要です。ネジは長さが2種類あるので注意。ネジ留めしたらフタを閉めて完成です。肩は2自由度を持ち、ポーズが付けられます。

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 頭部にもインナーが仕込まれます。要するに頭、腕、胴体、脚のそれぞれが二重構造になりますので、強度的にも申し分ありません。

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 インナーとアウターで開けられた穴の大きさが違うので、表情が違って見えるのが面白いです。頭部は接着せずにそのまますっぽり被せればOK。LEDライトや懐中電灯などで目を光らせる追加工作に挑戦してもいいと思います。なにしろ充分なスペースがあるので、お手軽工作でイケるのではないでしょうか。

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 腕のアウターを被せます。組み立ての際に形状がズレていたりすると、このはめ込みに苦労する可能性があります。接着剤が生乾きの時に一度仮組をしておくと良いかもしれません。

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 完成した下半身に上半身を被せれば完成! くどいようですが、みうらちゃんは中に入ってませんので。


 なお、今の季節なら大丈夫かと思いますが、組み立てる人の手や指が汗などで塗れていると指紋がついたりしますので、パーツはよく手を洗ってから触れるようにしてください。

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 頭部側面にスイッチ状パーツを取り付けます。これも組み立て式。胸のお金を入れる投入口の部分とともに、金属光沢のあるシールが付属していますので、お好みで貼ってやるといいでしょう。

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 どうです、この愛らしさ! なんといっても本物のダンボールの手触りの温かさがとてもグッドなのです。

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 カンペキに自立します。インテリアとしても最適。

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 よつばとの対比。ちょっとポーズをつけるだけで、なにやら会話しているような微笑ましい雰囲気になるのです。

 ダンボールでできたフィギュア、ということでもっとアバウトなものを想像していたのですが、実際に組み立ててみると実に精巧な設計であることがわかります。ぜひ一家に一台(?)!

よつばと! ダンボール製 ダンボー工作キット
海洋堂/2,940円(税込)/発売中(2012年12月発売)

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