「アマノイワトヒラク」? ヤマト2199艦隊セットレビュー!

11.28.2012 · Category レビュー

 

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 旧作を踏襲しつつもハラハラドキドキさせるストーリー展開と納得の設定考証。そしてものすごい作画クオリティが話題の「宇宙戦艦ヤマト2199」。序盤の「メ号作戦」でガミラス艦隊と決死の戦闘を繰り広げた、キリシマやユキカゼなどがセットになった「1/1000 国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セット1」が、主役メカのヤマトに続いて発売中です!

 この艦隊セットは、同スケールのキリシマ、ムラサメ、ユキカゼの3隻がセットになっていて連合宇宙艦隊を一気に揃えることができます。

 並べてみると各艦の大きさの違いもよくわかります。さらに、好評発売中の「1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199」とも同じスケールなので、同じ世界観で並べて飾れるというのも嬉しいです。

 葉巻型の船体には要所要所に精細なディテールが施されているので、全体として非常にメリハリの利いた構成になっています。特に、艦橋周りや格納庫などのディテールが秀逸で、スミ入れをすることでさらに立体映すること間違いなしです。後半ではスミ入れまで施した状態をご紹介しているので、その化けっぷりも是非ご確認ください。

 もちろん素組みでもほぼ設定通りの色分けを実現しているのはさすがバンダイと言ったところでしょうか。

 船体が大きく分割してあっても太めのジョイントや桁材でしっかりと固定してくれるので、強度的な心配はご無用。輪切りになっている船体を前方から組み立てていく工程は楽しいですよ。

 ただ、近年のバンダイ製のキットとしては珍しく、一部接着剤を使用するので、「ふだんパチ組しかしないよ」という人は、購入時に接着剤も一緒に買っておくとあとで困りません。

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■船体には現実の船や潜水艦を彷彿とさせるディテールが施されてい密度感を演出しています。また、ゲートの多くは内側に隠れるようになっているのがうれしいですね。

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■パーツ分割は、色分け部分やパネル単位になっているので、結果として船体を輪切りにしたような構成が主体。内側には桁材となるパーツもあるので、船体がゆがんだりする心配もありません。ユキカゼなどは小さいながらも非常に細かくパーツ分割されていて、細部まで再現しようとする意欲がうかがえます。

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■格納庫は壁面全てに精細なディテールで再現されています。 付属の100式空間偵察機をピアノ線などで固定すれば着艦シーンも再現できそうですね。

デカールを貼ってクオリティアップ!

 このキットには、ガンプラでおなじみのテトロンシールではなく、水転写デカールが付属します。とても薄いデカールなので、印刷みたいに綺麗に仕上がります。

 キリシマやユキカゼのような代表的な艦艇以外の艦も再現できるよう、デカールには複数の艦名が用意されているのがうれしいですね。インストにメ号作戦に参加した艦船リストが記載されているのでそれを参考に好きな艦艇を作ってみると良いでしょう。

 デカールを貼る際は、はさみで1つずつ切り出して水をくぐらせたあと、ティッシュやキッチンペーパーの上で寝かせておきます。デカールが動かせる状態になったら、スライドさせて貼る場所に載せ、水でしめらせた綿棒で位置決め。そして、転がすように綿棒を動かして水分を追い出していきます。最後に綿棒の乾いた側で余分な水分を拭き取ってやりましょう。

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■キッチンペーパーなどを経由することで、デカールの糊が水に流れ出さずにしっかり貼れるようになります。また、デカールを貼る際にはピンセットがあると便利です。(写真だと、誤って「こんごう」の艦名を貼ろうとしてますが……ちゃんと直しましたよ!)

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■ディスプレイスタンド用のネームプレートはホイルシールで、2種類から選べるようになっています。また、「1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199」に使えるボーナスデカールも付属!

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 ……というわけで、パチ組みでデカールを貼るとこのような感じに! 赤が非常に落ち着いた色なのでこれだけでも充分満足の完成度なのですが、今回は欲を出してスミ入れにも挑戦してみました。

スミ入れをして簡単ディテールアップ

 ここからは、フラットクリア+スミ入れというお手軽フィニッシュで仕上げた、その完成版を見てまいりましょう。

 行った作業は、デカールを貼ったあと、ガイアカラーのフラットクリアを全体に吹いて、タミヤカラーの黒でスミ入れを施しました。艦橋の窓は、ガンダムマーカーのラメパールカラーを流し込んでいます。

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 スミ入れをすることで一段と格好良くなったと思いませんか? 船体の各種ディテールが際立ったほか、全体的に引き締まった印象です。

 プラスチックの持つ赤や白の成型色もスミ入れと相性が良いようですね。ホンのひと手間加えるだけで見違えますので「いいじゃん!」と思っていただけたなら、是非お試しください。

 連合宇宙艦隊がこの出来だと、最近の話数での(やられ役としての)活躍が際立つ、次のガミラス艦隊セットも気になってきますね!

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■葉巻型のボディラインに施されたディテールがスミ入れで綺麗に浮き上がります。スミ入れではありませんが白かったディスプレイ台は黒く塗装して重厚感をだしてみました!

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■100式の着艦デッキドアは差し替え式なので完成後も内部のディテールを楽しめます。

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■ヤマトのプラモデルシリーズには伝統的に付属する艦載機。今回は100式空間偵察機が付属しています。約1センチ程度のサイズながらこのディテール! 2パーツ構成でインテーク付近の黄色やキャノピーを塗装で仕上げ、スミ入処理してみました(写真右)。すばらしい出来栄えです!

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■アップで観ると粗がばれますね……(汗 でも、これくらいで十分! 各艦の艦橋窓は、ラメパールカラーのスカイブルーとグリーンの混色。このガンダムマーカーはピンポイントにエメラルドグリーンなどを再現するのにオススメです。

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■古代守の乗っていたユキカゼ。こんなに小さかったのかと、この船の運命を考えると感慨深いです。砲塔や船底のタンクも細かくパーツ分けされていて、塗り分けなどはしていないのですよ。

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作るもコレクションするもお好み次第!

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 さて、本キットにはもうひとつお楽しみがあるのです! 「1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199」と同様に、このキットにもメカコレシリーズの「デスラー三段空母」がおまけとして付いてきます。今回は紫の2番艦ですね。これで長年の夢、メカコレクションで三段空母揃い踏みが実現できるわけです!

 こちらも同様の手順で組み立ててみました。古いキットですが、他にはない独特のデザインだけあって、ディテールのクオリティなどは当時なり。ですが、敢えて手を入れずに作ることで、小物ならではのお手軽さが楽しめます。

 今回は懐かしさ半分で組み立ててしまいましたが、パッケージも付いてくるので、ランナーのまま、キットを再現して、メカコレのラインナップと一緒に並べてみるのも面白そうです。

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■艦隊キットの底箱にメカコレのパッケージがプリントされているので、切り抜けばパッケージまで完全再現! 懐かしいあの菱形の接着剤が欲しくなります。

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■滑走路の白いラインが組み立て後だと塗れないので、仮組と平行して部分塗装もしてみました。こういう感覚も懐かしい? ここは白いデカールを使うと簡単で綺麗に仕上がりそうです。また、組み立ての際は接着面をやすりで平らにしておくと組み立てやすくなると思います。

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 以上、「1/1000 国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セット1」を隅々まで堪能してみました! フラットクリアで色味が落ち着いて、しっくりした印象になりますが、このキットのようにディテールが際立つ場合は、スミ入れでまたがらりと印象が変わりますね。

 手をかけた分だけ見栄えがよくなるというのは模型ならではの楽しさだと思います。そんな楽しさを「1/1000 国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セット1」で味わってみてください。

でじたみん Yahoo!店 でじたみん 楽天市場店

1/1000 国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セット1
バンダイ/3,150円(税込)/発売中(10月27日発売)/

©2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
※掲載した写真はプラスチックモデルの製作作例となります、実際の製品とは異なります。

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