ダイヤモンドの輝きで削れ!

11.19.2012 · Category レビュー

 

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 今回ウェーブから発売された「HGダイヤモンドヤスリシート」は、ダイヤモンドやすりを薄いシート状に仕上げたもの。ダイヤモンドやすりの切削性を紙やすりに持たせたものであることは想像にたやすいはず。しかし、それだけでは終わらない魅力もあることが使ってみて分かった。使う際の参考にしてもらえればと思う。

 まず、通常の紙やすりよりも断然切削性が高い。そして、シートが薄い金属板となっていることもあり、非常に耐久性が高い。通常、紙やすりを使っているとどんどん性能が低下していく印象だが、こちらは、そうした性能低下が全く感じられない。いつまでも最初の削り心地が維持される。この耐久性の高さは一見しただけでは分からない大きな魅力だ。

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■シートは5cm×5cmのSサイズと、5cm×10cmのLサイズの2種類。番手は#200、#400、#600、#800の4種類ある。これをプラ板などに貼って使用する。

 特筆すべきはプラ棒の先などに貼って使うことができるということ。紙やすりでもできるが、耐久性の面から何度も張り替えなければならない。その点、このシートなら相当持つはずだ。ヘビーに使っていたら、細いものはプラ棒のほうが先に強度疲労で折れてしまうかもしれない。

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■五ミリ角棒を試しに削ってみたところ。耐水ペーパーとは比べものにならない速度で、あっという間に切削できた。またへこみの角も鉄製の棒やすりを使ったかのようにシャープに削れている。金属シートのおかげで奥まったところでもエッジが出せるのだ。

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■好きな板材に貼り付けて、ダイヤモンドやすり化できる。また、金属シートの強度のおかげで、プラ棒の先やプラ板のフチ側に貼り付けて使うこともできる。

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■通常の紙やすりでは、2mmのプラ棒や1mm程度しかないプラ板のヘリに貼ってもすぐにボロボロになってしまい作業効率的に見合わない。しかし、このダイヤモンドやすりシートならまったく問題ない。

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■シートの裏側は粘着シートになっているので、貼り付けは簡単だ。

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■プラ棒の先など細かいところに貼り付ける時はさすがに粘着力が足りないので、パッケージに解説してあるように瞬間接着剤で固定してある。粘着シートは塗料用のシンナーで剥がせる。

 なお、耐水ペーパーやフィニッシングペーパーと異なる点として、曲面の追従性は耐水ペーパー以上に高くない。あまり急角度に曲げると表面が割れてしまいやすいので、お手軽とは言い難い。その辺は紙を利用するなど使い分けのポイントになりそう!

 また、耐水ペーパーのような水研ぎも推奨されていない。ダイヤの粒子が剥がれやすくなり耐久性が落ちるとのことだ。実際に試してみたところ目に見えて耐久性が落ちるようなことはなかったが、念のため避けるのが良いだろう。 ※使用上の注意点は守ろう(笑)。

 ちなみに、金属製のシートなのでカットにひと手間がかかる。刃が一発でダメになるので刃を折るタイプカッターで必ず裏から切るべきだ。プラ板を切る時の要領で、ある程度切れ目を入れたところで曲げれば比較的簡単にカットできた。

 この「ダイヤモンドヤスリシート」は、お値段はそれなりだが、紙やすりにはない魅力がある。これまで紙やすりの耐久性に不満があったのならオススメだ。耐水ペーパーではすぐにボロボロになってしまうような事態になったら思い出してみて欲しい。また、上記のようなプラ棒の先に貼って奥まった箇所を処理したいという場合も紙やすりでは難しいシャープなエッジが出せる。上手く使い分けていきたい。

 また、もし「こんな使い方もあるよ!」という方がいたら是非下記にコメントをいただきたい。新しいツールなので、どんな使い方ができるのかは、みんなのアイディア次第でもあるのだ。

HGダイヤモンドヤスリシート Sサイズ
ウェーブ/各¥819円(税込)/発売中(2012年8月下旬発売)
HGダイヤモンドヤスリシート Lサイズ
ウェーブ/各1,344円(税込)/発売中(2012年8月下旬発売)

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