HR13:青の騎士・テスタロッサ発売ミーティングで明かされる機体色の真実

05.24.2015 · Category ニュース

 本日5月24日、浜松町の東京都立産業貿易センターにおいて、ボークスが主催するイベント「ホビーラウンド13」が開催された。今回のHR13では同社のインジェクションプラキット『青の騎士ベルゼルガ物語』1/24 テスタロッサがついに発売となり(先行販売。一般販売は6月20日)、これを記念したステージトークショーも行われたのだった(詳細レポートは後述)。

 テスタロッサは先日の静岡ホビーショーの同社ブースでも完成見本の展示があったが(記事はこちら)、通常の塗装のほかにもメタリック塗装、汚し塗装など異なる仕上げのサンプルを見て、会場では多くのファンがどのフィニッシュを選ぶべきか“悩む”声も聞かれたようだ。

 なおテスタロッサは、塗料メーカーのガイアノーツから専用カラーが発売されるので、こちらもオススメ。ガレージキットと違い、今回のテスタロッサはインジェクションプラキットのため価格も抑えられている。フィニッシュ方法で迷ったら複数買いするというのも手だろう。

 また、アフターパーツの発売も予定されており、ケインのフィギュア(立ち、及び着座)や真鍮挽き物のパイルバンカー(!)が用意される。

■今回のHR13で限定販売されたレグジオネータ。こちらは1/24スケールのガレージキット

■成型色は2色で、関節部などはグレーだ。写真の完成見本は未塗装で組み立て、頭部の赤いラインをデカールのみで仕上げたものとのこと

■ステージトークショーには、開発に携わった顔ぶれが集結。写真左から、サンライズ・渋谷氏、ガイアノーツ・矢澤氏、サンライズ・井上幸一氏、メカデザイナー・片貝文洋氏。司会はボークスのテスタロッサ担当・塚越氏

■カラーチャートを手に解説する井上氏。

 前半は機体色の決定過程についてトーク。テスタロッサはサンライズ製作の映像作品に登場したことはないが、機体色の決定は原作アニメ『装甲騎兵ボトムズ』放映時であったらどういう色指定になったか、という想定のもとに行われたという。

 ボトムズ放映当時のサンライズで使用されていたカラーチャート(セル画を塗るのに必要な指定色の一覧。とても限られた色数でやりくりしていた)を手に井上氏が解説を進める。

 機体色などは、当時の色指定では青系が数色しかないため、キリコの髪の毛の色やストライクドッグ、スナッピングタートル、ラビドリードッグなどはすべて同じ色だったという。メカなどに限らず、色の被りを回避するために“影の色”に別の色を指定するなどして印象を変え、実際の色数よりも多く見せる工夫をしていたのだ。

 この解説は、ガイアノーツから発売されたテスタロッサ専用色に、メインの青が含まれていないことに対する回答でもある。そう、お察しの通り、ボトムズの前番組であった『太陽の牙ダグラム』のメカも同様の色指定であり、ガイアノーツからはすでにまぎれもないこの「青」が製品として発売されていたのだ(「コーチマSpl」の本体カラーとして指定されているコバルトブルーがそれ)。

 なので、テスタロッサを塗る際は、ちょっと変な話だが、ボトムズカラーではなくダグラムカラーの青を使おう。……こんなことなら、ダグラムカラーじゃなくてサンライズカラーという名前にしておけば……。

 後半では、様々な開発の苦労話が聞けた。元のデザイン性を最大限活かしつつ、内部機構などにメカデザイナーとしての本領を発揮、降着機構なども含めてテスタロッサの完全なる姿を与えた片貝文洋氏の手腕に、会場からも惜しみない拍手が起こったのだった。

 6月の一般販売に向け、マスターファイルブログではこのテスタロッサの紹介を別途企画中だ。こちらも近日公開する予定なのでお楽しみに!

 


©SUNRISE
※掲載しました写真は開発中のものも含まれるため、実際の製品と異なる場合がございます。

■【ホビーラウンド13】レポート記事は下の写真から!

  

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