マスターファイル バイファム刊行! 遠き開拓の地に想いを馳せる

06.12.2013 · Category ニュース

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 GA Graphic編集部による“マスター”シリーズの最新作『マスターファイル ラウンドバーニアン FAM-RV-S1バイファム』がいよいよ6月12日に発売となる(発売日は地域・店舗によって前後する場合があります)。

 FAM-RV-S1〈バイファム〉はご存じ1983年に放送されたサンライズのTVアニメ『銀河漂流バイファム』の主役機。今回の書籍ではこのバイファムと、劇中で活躍した地球連邦軍のラウンドバーニアン各機について、その詳細な開発経緯やメカニズムを独自の解釈に基づいて紐解いてゆく。

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 サンライズ作品はロボットの描写や演出に常に新しいアイデアを投入してくることで知られているが、この「バイファム」では主人公が乗るスペシャルな機体ではなく量産機であることに加えて、第1話から敵に破壊される場面があったりして当時のファンは驚いたものだ。

 「バイファム」という作品は、味方の連邦軍軍人たちが民間人を守るために生命を張って戦う、というところが良かった。そんな当たり前のことが当たり前に描かれる世界の中で、頼る手のなくなった子供たちがコンピューターの力を借りながら自分たちで脱出を図り、離ればなれになってしまった肉親を探すというシノプシスが、リアルに視聴者の心に迫ってくる。

 現実の世界でもスペースシャトルが宇宙に上がり始めた頃だ。アポロ計画の熱狂を知らない世代にとって、第2の宇宙時代の幕開けでもあったわけだが、最新のコンピューター事情や宇宙開発の情報が反映された「バイファム」を、当時この作品を見た幼少期のファンがとりわけ思い出深く心に残すことになったのは必然だったといってもいい。

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 当時の作品設定は現在から見てもまったく色あせておらず、「リアルロボット」と呼ばれる作品世界観の本当の意味を教えてくれる。

 30年が経過した今、これを敢えて独自に考察するのはなぜかといえば、バイファムという作品の優れた部分を我々が再認識することで、作品が持つ可能性を広げることができるかもしれないと思うからだ。今回の書籍は30周年の節目に、読者とかつて抱いていた想いを再び共有する縁(よすが)になるだろう。

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 現実に二足歩行ロボットが歩き始めている今、周辺の知識や認識も変わった。そのことを踏まえて過去の作品を見直してみると、読者自身もきっと多くの発見をすることができるに違いない。マスターファイルシリーズをぜひそのきっかけにしてほしい。

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 異星系の開拓という一大事業に取りかかるにあたって、地球政府や軍はなにを必要としたか? 異星人の存在が見え隠れしていた入植開始直後、ラウンドバーニアンはいかにして戦線に投入されたのか? 遠く離れた異星系では配備にどのような困難があったか? 本書では、アニメで仄めかされていた情報や設定を掘り下げ、ラウンドバーニアンという存在を徹底的に検証する。

 描き下ろしの画稿は、現在「月刊ガンダムエース(角川書店)」誌上にて連載中の「機動戦士Zガンダム Define」でメカニックデザインとして参加しているメカニカル・イラストレーター、瀧川虚至が担当。精緻な描き込みによる凄まじい情報量のイラストによって、想像力がかき立てられる。

 画稿、CG、特撮写真、テキストのすべてがまったくの描き下ろしだ。あなたにとって未知の「バイファム」をマスターファイルで体感してほしい。

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■バイファムだけでなく、ディルファムなどについてもバリエーション機の設定を盛り込んでいる(シールドやブレードアンテナの有無、火器などの細かなバリエーションなどもマスターファイルの楽しみの一つ)。プラモ改造の参考に!

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 発売は6月12日を予定。購入はこちら

目 次 内 容
ラウンドバーニアン・フォトファイル バイファム、ネオファム、ディルファム、トゥランファムの特撮写真集。
ラウンドバーニアン開発経緯 連邦宇宙軍、陸軍によるそれぞれの開発アプローチがどのようにRV誕生へと繋がっていったのか。そして開拓惑星を守る戦力としてどのように考えられていたのかを考察。
ラウンドバーニアンの構造 バイファムを中心とし、RVの内部構造を独自の視点で考察。内部機器や駆動システム、さらに構造を支えるフレームなどを豊富な描き下ろし画稿やCGで詳細に解説する。
RV各機解説 4種の地球型RVについて、それぞれの開発詳細や特徴などを解説。
ラウンドバーニアンの兵装 RVの武装やオプション兵装などについて解説。劇中には登場していない武装などの考察により、RVの汎用性や兵器としてのさらなる可能性についても検証する。
スリングパニアー RVに広範囲の展開能力を付与するオプション装備・スリングパニアーについて開発経緯や構造、システムなどを解説。
ラウンドバーニアンの運用 実戦配備されたRVは、どのように整備されつつ、戦線を維持したのか?
STORY「砂漠の雹」 ついにククトニアンとの全面戦争が始まった。孤立した砂漠の基地に迫る包囲網。彼らを救うため、納品のためのRVを載せた民間輸送船はスリングパニアー装備のバイファムを降下させる作戦を敢行する──。
STORY「フェルナンディナの遭難」 全面戦争前夜。故障にみまわれた巡洋艦フェルナンディナはアストロゲーターRVの襲撃を受ける。救助に向かったネオファム部隊が使用したのは試作兵器のレールガンだった──。

©サンライズ

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